北陸の越前市(武生)に単身状態で赴任していたときに北陸の歴史や観光、ドライブ、それに英国旅行のことなどを書き溜めています。 リタイア後は福岡に転居の予定で、その後は違うテーマでブログを書き始めました。

2008年10月アーカイブ

ヘンリー六世

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 昨日からシェークスピアの「ヘンリー六世」を読み始めています。この本は私が持っている白水社uブックスの第一巻になりますが、おおよそ推定される創作年代順になっているようですから、この順序で読むことにしました。

  シェークスピアは、私の好きな英国文学を読むには、たまに参照する必要がある本ではあるが、まともに取り組んで読むものではないというのが、私の考えでし た。ところが、モロワの英国史を読むうちにエピソード満載の本ではありますが、もっと「お話」の部分を知りたいと思うようになったわけです。サー・ウォル ター・スコット(Sir Walter Scott)の小説群を読みたいと思っても、日本ではほとんど出版されていませんので、全巻持っているシェークスピアに手をつけようとおもったわけです。


 最近は、あんまり面白い本ばかりなので、土日には読書ばかりで過ごしておりますが、この三連休は久しぶりに九州に帰る事にしました。

先日、家内と一緒に太宰府に帰ったとき、やっぱり故郷はいいなあと思って、少しは古家の手入れもしてやることにしたわけです。

 今も読了していませんが、ダーウィンの「種の起源」の語り口は、ある意味では非常に曖昧です。「種」とは何かさえ明らかにしていません。もちろん、明らかに出来るだけのものはなかったわけです。

  彼の時代には、例のシャーロック・ホームズが化学実験によって血液判定法を発見したり、趣味のように水酸化物を合成したりしたことでわかるように、実験による帰納法が隆盛を きわめた時代です。でも、彼の進化論は帰納法でもなければ演繹法でもありません。種の起源の証明が曖昧なままなのですが、全体の流れで人を納得させるもの であったわけです。

 彼の議論の背景には大きく地質学の知識が横たわっていますが、彼のハトの飼育経験も大きく寄与しているように感じま す。第一章「飼育栽培のもとでの変異」47ページのうち実に14ページがハトのために割かれています。ウマやウシ、ヒツジ、イヌなどお馴染みの家畜、作物 にも多く言及しているなかで、この多さは目立ちます。

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