北陸の越前市(武生)に単身状態で赴任していたときに北陸の歴史や観光、ドライブ、それに英国旅行のことなどを書き溜めています。 リタイア後は福岡に転居の予定で、その後は違うテーマでブログを書き始めました。

出会い

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昨日は、北陸でも黄砂が少し治まって、来週末は長途九州までドライブの予定だったので、近場で紅葉狩りをしようと味真野苑に出かけました。

PICT0534.jpg

 狭野茅上娘子と中臣宅守の歌碑が向かい合う池も、なかなか風情のある紅葉を写していました。

短時間ですが、ここで満足して引き返したら何事もなかったんですけど、好奇心旺盛な私の家内は、駐車場のすぐ向かいにある万葉菊花園をみつけてよってみることにしました。

 菊の花はもうおしまいごろで、菊人形風の鉢植えもあんまり趣味には合わず、建物の中に入ってみることにしました。売店から、なかのギャラリーに入ってみると、一人の男性が手仕舞いをされていたようですが、展示してある絵手紙風の色鉛筆画の説明を「500日連続で食事を書いたものです」などと教えてくれます。紹介された展示物を見ていると細かく描いてある力作ばかりでちょっと心惹かれました。

 私が作品を見て回っていると家内がその男性に話しかけていました。それとはなしに横で聞いていると、永平寺御用達の福井では有名な老舗のお味噌屋さんの先代社長(現会長)のようです。

 この男性のお名前は、多田くにおさんとおっしゃって、昔から絵は好きだったそうですが、拠ん所無く家業の味噌屋の経営を引き継いだところ、経営はうまくいかずアルコール中毒に陥るという人生を送られたとのこと。

 ところが親族に経営を譲ったあと、断酒会に入り好きな絵も再開して、今ではとてもいい人生だったと言えるようになっておられます。色々お話をお聞きしているうちに、なんと作品のいくつかとガラスのフォトフレームもいただいてしまいました。PICT0551.jpg

多田くにおさんのブログ
http://danshuchu.exblog.jp/

もうすぐ定年となって福井の地を離れることになりますが、その前にこんないいお話をきけてとてもいい一日となりました。
 

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このページは、安永が2010年11月15日 22:01に書いたブログ記事です。

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