The Adventure of the Norwood Builder

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norwood builder.jpeg 先日、アンドロイド携帯を手に入れて使っていますが、新しい使い方はもちろん、PCでやっていたことを代替している部分もあります。いつでも身近にありますからPCより使い勝手がいい部分もあるからです。
 その一番は電子ブックの閲覧です。紙の本は絶対になくならないとは思いますが、電子ブックならではの利便性が携帯電話で閲覧することで飛躍的に高まったと思います。PCより格段に読みやすいのです。また、私は新刊本はもともと読みませんから、日本の本でも英国の本でも欲しいものはほぼ無料でダウンロードできます。昨日読んだのが「ノーウッドの建築家」'The Adventure of the Norwood Builder'という「ホームズの帰還」'The Return of Sherlock Holmes'のなかの短編です。

 シャーロックホームズは、日本で文庫本ですべて翻訳されていますから全部読みました。それで、頭に入っているので非常に読みやすいわけですが、こんな短編でも読むのは一日がかりです。ここで出てくる地名が題名にあるノーウッドと事件に巻き込まれた事務弁護士の家があるブラックヒースです。

 ノーウッドについては、今回渡英したのを機会に、ロンドン万博のパビリオンであった水晶宮を探す小旅行を繰り返して、それがノーウッドに移設さ れて最後には焼失するという数奇な運命たどったことを知り、いくつかこのブログ記事にしました。ブラックヒースも近所なのでいくつか書きましたが、特に ホームズの「サセックスの吸血鬼」に出てくるブラックヒース・ラグビークラブについて書いた記事でも触れています。

 今回英文で読み返してみてはじめてドイルが「ノーウッドの建築家」で事件の舞台をノーウッドにし、まきこまれた事務弁護士の家をブラックヒースに設定したのかがよくわかりまし た。ノーウッドもいい住宅地はあるのですが、やはりジプシーの棲む森というイメージで不気味な雰囲気が出せ、ブラックヒースという高級住宅地で事務弁護士 が両親と住む家のイメージが出せるわけです。

 この程度の小説は、早くすらすらと読めるようになりたいものです。

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コメント(2)

安永様 興味深く読ませていただきました。

読んでいる途中で本棚最上部から訳本『シャーロック・ホームズの帰還』を取り出して目次を探すも、『ノーウッド…』は無し。隣にあるBANTAM BOOKS"Sherlock Holmes"Vol.Iの目次を見ると、確かに"The Return …"にThe Adventure of Norwood Builder"は存在。別の訳本『シャーロック・ホームズの叡智』の訳者延原謙氏の解説を読んで納得した。各文庫に入れられなかった短編を集めて、最後の巻として『叡智』を出版したそうな。Doyle氏は"The Wisdom of Sherlock Holmes"というタイトルの本は書いていない!

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このページは、安永が2011年9月 4日 12:53に書いたブログ記事です。

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