英国生活の最近のブログ記事
ところで船で使う食材は母港で一度の仕入れるのかと思ったらそういうことではないそうです。野菜、肉、魚介類と違った港で仕入れられます。私たちの航路ではスペインのバレンシアで魚介類を仕入れるそうで、それを聞いた家内は、バレンシアのディナーのメインは必ず魚を食べると意気込んでいました。
私は「仕入れてすぐに提供されるとは決まっていないんじゃないかな」と懐疑的でしたが、やはり料理の勘は家内のほうが上手です。みごとに当たっていて、メインの魚は鯛をソテーしたものでした。写真は私が撮っていますから、残念ながら家内の鯛が小さく写っていますが、かなり大きいものです。この尾頭付きを一匹まるままがメインですから、食事の量が半端ではないことが分かっていただけるかも知れません。スターターに肉や魚を食べてると、夕食が二食分という感じです。しかも、パンがとてもおいしい。パンは仕入れているのではなく、船内の窯で毎日焼いたフレッシュなもの。あらためて実は英国のパンはあまりおいしくないのだということを再認識させられたとても美味しいものでした。これがかごに山盛りです。うっかりコースの間に二三個食べてしまうほどですが、そうなるとデザートがかなり重荷になりますので、極力手を出さないことにしました。
同じものと、あとまだピザを含めた多種類のパンが朝昼にいくらでも食べられますから、ここは我慢するしかありません。
手荷物だけ持って、やっと指定された船室に着くとドアは開いていて既に荷物は運び込まれています。そして、このあと船内の支払いや乗り降りのときの身分証明などに使うカードが人数分(もし子供がいれば子供の分も)置いてあります。これが、キャビンの金庫の鍵にもなります。
キャビンは、よほど高い料金を払っていないかぎり恐らく普通の金銭感覚の持ち主であれば内側の、つまり窓の無い部屋でしょう。私がそうでしたから、その説明をします。
部屋の広さは安いビジネスホテルに泊まりなれている人だったら「お、意外に広いじゃないの」というくらいのもので、期待しなければ、十分満足できます。
化粧台を兼ねた机と、もう一つ机と鏡がありました。椅子は一脚のみ。ベッドはシングルを二つ並べたもの。つまり、クイーンサイズのダブルベッドとしてセッティングしてあります。衣装ダンスはかなり余裕がある三本です。しかし、ビジネスホテルでもよくあるスーツケースを置くスペースはありません。それではスーツケースは何処に置くのかというと、ベッドの下です。これも、ベッドを使い慣れている人であれば、容易に気付くことですが、日本のビジネスホテルなどではあまりそういう使い方はしないかも知れません。
さて、そんな風に片づけが済んでもまだ午後四時前であれば、ウェルカムランチがまだ食べられますから、お腹の具合を見て食べに行くことになるでしょう。夕食の時間は午後七時と午後九時の二班に分けられています。さすがに三千名もいる乗客を一度に入れるだけのレストランと給仕を用意するのは無理なんですね。
私たちは当然七時の組を要請していましたが、「乗船されるまでわかりません」とのことでした。夜九時というのは、もちろん現役で仕事をしているときだったら、特段遅いという時間でもありませんが、退職した今では八時には夕食を食べ終わる習慣がありますから、夜遅かったらいやだなと思っていましたが、幸い七時の組でした。これもキャビンに入ったときに時間とレストランの場所と席を書いた紙が置いてあるので知ることができます。
キャビンは、よほど高い料金を払っていないかぎり恐らく普通の金銭感覚の持ち主であれば内側の、つまり窓の無い部屋でしょう。私がそうでしたから、その説明をします。
部屋の広さは安いビジネスホテルに泊まりなれている人だったら「お、意外に広いじゃないの」というくらいのもので、期待しなければ、十分満足できます。
化粧台を兼ねた机と、もう一つ机と鏡がありました。椅子は一脚のみ。ベッドはシングルを二つ並べたもの。つまり、クイーンサイズのダブルベッドとしてセッティングしてあります。衣装ダンスはかなり余裕がある三本です。しかし、ビジネスホテルでもよくあるスーツケースを置くスペースはありません。それではスーツケースは何処に置くのかというと、ベッドの下です。これも、ベッドを使い慣れている人であれば、容易に気付くことですが、日本のビジネスホテルなどではあまりそういう使い方はしないかも知れません。
さて、そんな風に片づけが済んでもまだ午後四時前であれば、ウェルカムランチがまだ食べられますから、お腹の具合を見て食べに行くことになるでしょう。夕食の時間は午後七時と午後九時の二班に分けられています。さすがに三千名もいる乗客を一度に入れるだけのレストランと給仕を用意するのは無理なんですね。
私たちは当然七時の組を要請していましたが、「乗船されるまでわかりません」とのことでした。夜九時というのは、もちろん現役で仕事をしているときだったら、特段遅いという時間でもありませんが、退職した今では八時には夕食を食べ終わる習慣がありますから、夜遅かったらいやだなと思っていましたが、幸い七時の組でした。これもキャビンに入ったときに時間とレストランの場所と席を書いた紙が置いてあるので知ることができます。
国際線の到着ロビーでは、よくタクシーやバスの乗務員が顧客の名前を書いた手書きのカードを手に立っているのを見かけます。今回もそういうものを予想していたのですが、このコースを経由する乗客が多いからでしょう、もっと完備したものでした。ジェノヴァ空港の到着ロビーに、上の写真のような立て札が立っていて、その矢印の先には、この船会社専用の待合室がありました。
出発地はサヴォナというイタリア北部の小さな港町です。そこから、イタリア中部のチヴィタヴェッキアに着いてローマ観光します。次は南のシシリー島にあるパレルモに行きます。次は一日航海して翌日にスペインのマリョルカ島にあるパルマです。その次はスペイン本土のヴァレンシア、翌日はフランスのマルセイユで、次の日にもとのサヴォナに戻るという七泊八日のクルーズでした。
さて、初日はロンドンのガトゥィックという空港からジェノヴァまでブリティッシュエアの飛行機で飛びました。普通はロンドンからこの空港まではガトゥィック・エクスプレスという電車で行くのでしょうが、私たちはロンドン市内の公共交通機関は完全に無料ですから、そのメリットを最大限生かすために、イースト・クロイドンまではフリーダム・パス、そこからは普通のファースト・キャピタル・コネクトの電車で行くことにしました。これは、ロンドン・ブリッジ発で、途中はイースト・クロイドンにしか止まらないという、実質的にガトウィック・エクスプレスと同じ、私の住んでいるところからだとそれより便利という電車ですから、非常に経済的に速く行くことができました。
初めてのヨーロッパ大陸への飛行機の旅ですから、窓際に席を取って眺めていたら、フランスの平野を過ぎたところでレマン湖が見えたらすぐにアルプス越えで、美しい山脈を眺めることができました。旅の期待は大きく高まります。
ところで、ロンドンと聞くと「霧のロンドン」「曇り勝ち」のイメージがあり、実際に心配されたりもしますが、実際にはそんなことはありません。今日の天気も玄関から空をみあげるとこの通りきれいな青空が広がっています。東京、名古屋、大阪など、日本でも比較的過ごしやすい地域にも10年以上暮らしましたが、その比較でも空気のさわやかな分、ロンドンのほうが過ごしやすいくらいです。
続きを読む: ロンドンの天気
続きを読む: 漱石の下宿?souseki natsume
続けて三回も農民反乱について書きましたが、私が興味を持ってこのことを書いたのは、もちろん、近所のブラックヒースが、この反乱でケントからロンドンに向って侵攻してきた農民たちが終結した場所だからですが、単にそれだけではありません。もともとブラックヒースに農民が終結したことを知った直接のきっかけはWatt Tyler Roadというバス停がブラックヒースの草原の隅にあるのに気付いたからです。私の高校生時代、世界史で習ったのは農民反乱ではなく「ワットタイラーの乱」というものでした。その名称から、ワットタイラーがこの乱の主要な人物なのであろうと理解していたので、調べ始めたのですが、前の記事で説明したように、どうもそうではないらしいことがだんだんに分かって、逆に興味を引かれるようになったのです。
続きを読む: リチャード二世King Richard II
さて、この14世紀のイングランドで起きた農民の反乱で、分かりにくいことが色々ありますが、なかでも農民たちがあれだけロンドンを窮地に陥れながら、わずか14歳の少年王リチャード二世には全く疑いも無く服従して、結果としては鎮圧されてしまいました。あのナイーブさは何処から来ているのでしょうか。話は最初に遡ります。彼らが反乱した背景は最初の記事で述べたとおりですが、実際にたきつけたのはキリスト教の僧侶たちです。まずウィリアム・ラングランドWilliam Langlandの『農夫ピアズの夢The vision concerning Piers the plowman』が下地をつくり支配者階層への憎悪をひろめ、全国的に大組合The Great Societyからの指令を受け取るようになっていました。また、高騰した農民への賃金に対抗するために1349年に作られた労働者条例は、その過酷さのために放浪の農民を多数作る結果になりました。
続きを読む: 農民反乱さらに続きThe Peasants Revolt
なぜ今までどおりにしなかったかというと、何かというと現住所の証明に公的領収証をもとめられることがあるため、coucil tax(住民税)は家内の名前で払い、水道料金は私が払うことにしたわけです。
その水道料金はいくらかというと、上下水道あわせて年間375.64ポンド、大体5万円くらいでしょうか。日本でいえば、かなり高めの市町村のものと同程度ではないかと思います。降水量も比較的少なく、何より、ほとんど山林というものがないため水道にはコストが掛かっているものと思われます。

